ミトコンドリアの大きさ
ミトコンドリアは全ての細胞にあって、大きさはわずか1マイクロメートル程です。
1マイクロメートルというと1ミリメートルの1000分の1ということで、とても小さくてまず肉眼で見ることは出来ません。
高性能の顕微鏡で細胞を見てみると、点々とした染みのように見えるのだそうです。
でもこの小さな存在がすごい大事なんです。二層の膜があるんですが、この膜の面積が大きい程エネルギーがより生み出される仕組みで、わずか1マイクロメートル程の大きさにも関わらず、全身のミトコンドリアの膜の総面積は東京ドーム数個分にもなると言うのです。
ミトコンドリアはどこに多い?
ミトコンドリアがあるって人間の体の神秘ですね。平均すると一つの細胞には数百個ぐらいづつ存在します。
そしてエネルギーの必要な細胞程多く存在していて、ミトコンドリアは特に心臓の筋肉細胞には沢山いて、常に拍動している筋肉にエネルギーをどんどん供給しているわけです。
このミトコンドリアが元気な体は代謝が良くて太りにくく老化にも良いといいます。また不妊に悩んでいる人にも希望の光となっているんですよ。